今回はDECCA系レーベルを取り上げます。

まずはメイン・レーベルであるDECCAからです。

DECCAのモノラル盤は赤い色のラベルになります。

所謂、”OPEN DECCA”です。
ラベル面に深い溝があるのが特徴です。

しかし、68年中頃から深溝はなくなり、フラットなラベルになります。


69年後半以降からDECCAのロゴが四角で囲まれた、所謂”BOXED DECCA”ラベルに変更になります。

ラベル自体の大きさも、OPEN DECCAよりも一回り小さくなります。
DECCAの70年代のラベルは基本的にこのデザインになります。

基本的にDECCAのモノラル盤のラベルは赤色ですが、例外的にこんな色のラベルもあります。

レコード番号がTXLからはじまる盤のラベルは水色になっています。

次はステレオ盤です。

DECCAのステレオ盤は青色のラベルになります。


ステレオ盤もモノラル盤と同様、68年後半からは深溝がないラベルになっています。


”BOXED DECCA”のステレオ盤です。

70年代以降はこのラベルになります。

モノラル盤と同じように、レコード番号がTXSからはじまる盤はラベルの色が通常と異なっております。

これは66年リリースの『BIG HITS』ですが、緑色のラベルになっています。
勿論、この色のBOXED DECCAラベルも存在します。
ただ、70年代中頃からは通常の色のラベルに変わってしまうようです。

続いては、その他のDECCA系レーベルです。